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現地報道

15.03.29-02 現地各紙

3月29日〜4月2日におけるイラク情勢(内政,外政,治安,経済)に関する報道取りまとめ

1 内政
(1)中央政府
●ジュブーリー国民議会議長は、アバーディー首相、マーリキー第一副大統領、有力議員及びアサーイブ・アハル・ハック代表等と一堂に会し、最新情勢につき協議。イエメン情勢がイラク情勢に悪影響を与えぬようにする必要性を確認(30日付マダー紙等)。
●ディヤーラ県議会は31日、同県知事を罷免する決議を採択(4月1日付イッティハード紙)。
●モースル陥落調査委員会は31日、アドナン・アサディ前内務省上級顧問に対する証人喚問を実施(1日付マダー紙)。
(2)クルディスタン地域政府(KRG)
●ネチルヴァンKRG首相はメディアとのインタビューにおいて、KRの独立は現在我々のアジェンダではないと発言。KRの独立は、イランやトルコとの関係という繊細な問題であるとした。また、中央政府間との問題は経済的なものであるとした。係争地におけるシーア派民兵の活動に対し懸念を示し、同民兵は統制下に置かれるべきとした(29日付サバーハ・ジャディード紙)。

2 外政
(1)中央政府
●マァスーム大統領はエジプト・シャルムシェイフで開催されたアラブ諸国首脳会議に参加。同会議でスピーチにて、ペシュメルガ、公的動員勢力(PMU)、部族による連合部隊がイラクの多くの都市をISILから解放している等の成果に言及し、この一年以内にISILを殲滅させることへの期待を表明。イエメン情勢に関しては、内戦へと事態が発展することを阻止する必要性を強調(29日付アダーラ紙)。
●マァスーム大統領はエジプトでのアラブ諸国首脳会談の際、ヨルダン国王、クウェート皇太子、チュニジア大統領、ソマリア大統領、レバノン首相をそれぞれ会談(29日付アダーラ紙)。
●「ア」首相は29日、バイデン米副大統領を電話会談し、最新のイラク情勢に付き協議。「ア」首相からは、同国に対するいかなる外国軍の介入も排除することの重要性を強調(30日付サバーハ紙)。
●マァスーム大統領はエジプトで開催されたアラブ諸国首相会談での最終声明で提起されたアラブ連合軍につき、イラクの参加を留保した。イエメン情勢に触れ、同危機は政治的解決が図られるべきと主張(30日付サバーハ・ジャディード紙)。
●ハンムーディー第一国会副議長は、ベトナムで開催された国際議会連盟へ出席(30日付サバーハ・ジャディード紙)。
●潘基文国連事務総長は30日、バグダッドを訪問し、「ア」首相、マァスーム大統領、ジャアファリー外相及びジュブーリー国民議会議長とそれぞれ会談し、国民議会での演説も行った。「ア」首相との会談では、イラク最新政治・治安情勢につき意見交換。国連事務総長は、国際社会がテロとの闘いにおいてイラクと連帯を示すこと、ISILから解放された地区の住民への治安の確保等を要請(31日付サバーハ紙)。
●ジュブーリー国民議会議長はベイナー米下院議長との会談にて、人道面及び軍事面での支援を要請。同様に、ベイナー下院議長と会談した「ア」首相からは、これまでの戦果につき言及するとともに、ISILをイラクのすべての地から駆逐するまで作戦を継続する旨発言(31日付サバーハ紙)。
●ヌジャイフィー第二副大統領は30日、アンマンにてヨルダン国王と会談し、2国間関係及び対ISIL作戦での協力体制につき協議(31日付マダー紙)。
●「ア」首相は31日、米議会代表団と会談し、イラク最新治安情勢等につき協議(4月1日付アダーラ紙)。
(2)KRG
●バルザーニーKR大統領は30日、ルクセンブルク外相と会談(31日付サバーハ・ジャディード紙)。
●バルザーニーKR大統領は30日、米議会外交委員会委員長の表敬を受けた(4月1日付サバーハ・ジャディード紙)。

3 治安
●イラク治安部隊は、ティクリート市中心部へ向け北進。同市北部地域では、激しい衝突が発生(29日付サバーハ・ジャディード紙)。
●イラク治安部隊は、市中心部からほど近いティクリート病院付近でISILと交戦(30日付当地各紙)。
●イラク治安部隊は、サラーハッディーン県県議会庁舎を解放し、イラク国旗を掲げた(31日付サバーハ紙)。
●イランは、米国の無人戦闘機によりイラクで作戦に参加していたイラン人戦闘員2名が死亡と発表したが、米国はそれを否定(31日付マダー紙)。
●「ア」首相は声明にて、ティクリート解放を宣言(4月1日付当地各紙)。
●バグダッド市内にて、イエメン攻撃に対する数十人規模の反対デモが発生(ザマーン紙)。
●「ア」首相は1日、解放間もないティクリート市を訪問し,市内を視察。サラーハッディーン県軍指令本部を訪問し、必要サービスを提供するよう指示。市民生活保護のために、市内役所に業務再開を命じた(2日付当地各紙)。
●マァスーム大統領は1日声明にて、ティクリートでの勝利に際し、イラク国民に祝意を表明し、ISILから同氏を解放することに貢献したイラク軍、警察及び全勢力に対し敬意を表した。ジュブーリー国民議会議長は、ベイジ、シルカット、そしてモースルへと対ISIL作戦は継続する旨発言(2日付当地各紙)。
●ムクタダー・サドル師は1日付声明にて、政府や正式PMU要員のみが解放されたティクリート市により治安維持が図られるべきであり、市民に対し蛮行を犯す一部シーア派民兵は罰せられるべきだと主張(2日付マダー紙)。
●ガッバーン内相は、ティクリート市を訪問し、同市警察署は業務をすぐに再開する強調(2日付当地各紙)。
●イラク治安部隊はラマーディー北部にて軍事作戦を開始(2日付ザマーン紙)。

4 経済
●トルコのエネルギー大臣発言:2014年初頭以来,イラク・クルディスタン地域からトルコに輸入した石油は総計4700バレルで総額30億ドルに上る(3月30日付ザマーン紙等)。
●国会の財務委員会は,ISIL から解放された地域の復興のために復興基金を開設し,2015年度予算に5000億イラクディナール(約4億2000万ドル)を計上したと発表。また,イラク政府は,復興の基金にクウェートが参加することを期待している。
●運輸省は,ファオ港湾計画の開始を発表。同計画の費用は総額46億ユーロで,年間9900万トンの貨物取扱いが可能となり,同港は世界最大規模の港湾施設となる(4月1日付当地各紙)。
●1日,クルディスタン地域(KR)議会は,石油・ガス歳入基金法を採択した。同法によれば,KRにおける石油・ガス収入は,クルディスタン地域政府の閣僚評議会が保有する基金に入れられ,KR議会によって承認された6人の理事からなる委員会が,同基金を運営する(4月2日付サバーハ・ジャディード紙)。
●アブドゥル・マフディー石油相が訪仏。イラク南部における石油化学工場の設置に関するMoUをトータル社との間で署名したほか、イラク・仏共同経済委員会に出席した。

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15.03.22-28 現地各紙

3月22日〜28日におけるイラク情勢(内政,外交,経済)に関する報道取りまとめ

1 内政
●22日,バスラの政治各派は,同県の武装解除に関する国防相命令を拒否。(23日付イッティハード紙)
●22日,アーミリー・バドル機構事務局長は,サラーハッディーン県の作戦に米軍の介入を必要としていない旨発言。(23日付イッティハード紙)
●23日,ジュブーリー国民議会議長は,国家警備隊創設法案(注:すでに第一読を終えている。)が間もなく審議される旨発言。(24日付各紙)
●23日,国民議会議員筋によれば,国民議会は,責任と公正法の新たな改正案を受理した由。(24日付各紙)
●24日,外務省高官は,イラク政府が対ISIL有志連合に空爆支援を要請しようとしており,米国はすでにティクリート上空の偵察を開始した旨明らかにした。(25日付マダー紙)
●25日,国民議会議員筋によれば,大統領府が新しい政党法案を準備している旨明らかにした。(26日付サバーハ紙)
●25日,米軍は,ティクリートへの空爆を開始。(25日付当地発AFP電)
●26日,仏軍は,ティクリートへの空爆を開始。(26日付当地発AFP電)
●28日,国民議会は,責任と公正法改正案の第一読を実施。(28日付サバーハ・ジャディード紙)
●ネチルヴァン・バルザーニーKRG首相は,TVインタビューにおいて,現下の情勢下ではバルザーニーKR大統領の留任が必要である旨表明。(28日付サバーハ・ジャディード紙)

2 外交
●22日,アバーディー首相は,アブドッラー・ヨルダン国王,ダーヴトオール・トルコ首相,エルシーシ・エジプト大統領及びサルマン・サウジ国王と電話会談。(23日付サバーハ紙)
●22日,楊潔チ中国国務委員がバグダッドを訪問し,マァスーム大統領,アバーディー首相,ジャアファリー外相と会談。(23日付各紙)
●23日,アバーディー首相は,ローハニ・イラン大統領と電話会談。(24日付サバーハ紙)
●23日,マカリー・ニュージーランド外相は,バグダッドを訪問し,アバーディー首相及びジャアファリー外相と会談。ISILとの闘い等につき協議。(24日付アダーラ紙)
●23日,オバイディー国防相は,フォックス米中央軍海軍司令官と会談し,モースル奪還につき協議。(24日付イッティハード紙)
●24日,ジャアファリー外相は,ダマスカスを訪問し,アサド大統領及びムアッリム同外相と会談。(25日付サバーハ紙)国民同盟筋によれば,ジャアファリー外相が米国のアサド政権に対する提案を伝達した由。(26日付ザマーン紙)
●26日,ジャファリー外相は,エジプトのアラブ・サミットの外相会合にて,イエメンにおける平和的解決を求め,軍事力による解決を拒否する旨の声明を発出。(28日付各紙)
●26日,ガッバーン内相は,伊外相とイラク治安情勢及びテロとの闘いにおけるイラクへの支援につき協議するため,伊訪問。(28日付サバーハ紙ほか)
●28日,マァスーム大統領は,アラブ・サミット出席のため,シャルム・エル・シェイクに出発。(28日付各紙)

3 経済
●22日,アバーディー首相は,外国企業に対し治安の安定した諸県で投資を行うようアピールした。(23日付アダーラ紙)
●石油省筋は,3月末までにイラクにおける原油生産は日量300万バレルに達する旨発表。(25日付サバーハ・ジャディード紙)
●計画省は,イラクの貧困率が30%に達したと発表。(25日付ザマーン紙)
●23日,クルド同盟筋は,KRG代表団が原油輸出関連合意につき協議するため,近くバグダッドを訪問予定であると明らかにした。(24日付サバーハ・ジャディード紙)
●25日,国民議会経済委員会は,地方分権化を基礎とする新しい投資法を起案する旨明らかにした。(26日付マダー紙)
●27日,電力省は,今夏の新しい電力供給計画につき発表し,まず来週からバグダッドにおいて新たに300メガワットの電力が供給される旨明らかにした。(28日付ザマーン紙ほか)

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15.03.15-21 現地各紙

3月15日〜21日におけるイラク情勢(内政,外交,経済)に関する報道取りまとめ

1 内政
●14日、アバーディ首相とハキームISCI議長が会談し、政治・治安情勢について意見交換。各国による支援を賞賛するとともに、有志連合にテロとの闘いに取り組むよう要請。(15日付サバーハ紙)
●14日、ジュブーリー国会議長は、23日まで国会を休会にする旨宣言。
●15日、バルザーニーKR大統領は、ISILに協力した部族は解放地域に戻ることはできない旨発言。(16日付マダー紙)
●15日、治安・国防委員会のメンバーであるシャクワン・アブドゥラ議員(法治国家連合所属)は、国家警備隊創設法案の審議は、意見の相違のために、コンセンサスが見いだせるまで延期される旨発言。(16日付サバーハジャディード紙)
●15日、モースル陥落調査委員会のシャクワン・アブドゥッラー議員は、マーリキー副大統領等を調査委員会に招致する旨発言(16日付ザマーン紙)
●16日、アバーディ首相とマアスーム大統領が会談し、原油輸出に関する合意を履行するためのメカニズムを作る必要性を強調。また、マアスーム大統領はハキームISCI議長と会談し、国民和解の重要性を強調するとともに、イラクの利益を保障する全ての国に対して開放的であるべきことにつき合意。(17日サバーハ・ジャディード紙)
●16日、ズィーバーリー財務相はIMF会合において、中央政府が原油輸出に関するエルビルとバグダッドの間の合意を尊重せずKRGの予算を送金しないのであれば、財務大臣を辞任する旨発言。また、マスルール・バルザーニーKRG治安情報庁長官はBBCのインタビューにて、バグダッドはKRGに対して送金していない一方、他の県や公的な存在ではないシーア派民兵は資金を受け取っていることに怒りを感じる旨発言。(17日付BASニュース)
●17日、ヌジャイフィー副大統領は、モースルの部族長と、今後のモースル奪還作戦について意見交換。(18日付サバーハ紙)
●18日、ジュブーリー国会議長を団長とする国会議員一行がエルビルを訪問し、バルザーニーKR大統領と政治、治安、人道問題等につき意見交換。(19日付ザマーン紙)
●18日、バスラ南部のウンム・カスル港近くでトラックに仕掛けられた爆弾が爆発し、3-5名が死亡、5-7名が負傷。(19日各紙)

2 外交
●14日、ボグダノフ・ロシア外務副大臣は、ジャアファリー外相が19日からロシアを訪問する旨述べた。(15日付アダーラ紙)
●15日、マクガーク米国務次官補代理は、マアスーム大統領、アバーディ首相、ジュブーリー国会議長及びマーリキー副大統領とそれぞれ会談し、米国をはじめとする有志連合によるイラク支援及び解放地域の復興等につき意見交換。(16日付サバーハ紙)
●15日、バルザーニーKRG首相は薗浦政務官と会談し、クルディスタン地域に対する支援を要請。(16日付サバーハ・ジャディード紙)
●16日、アバーディ首相はアレン特使と会談し、ISILとの闘いの成果、有志連合によるイラク支援の強化、避難民の帰還及び復興等につき意見交換。(17日付サバーハ紙)
●17日、ズィーバーリー財務相は米のアレン特使と会談し、解放地域の復興について意見交換。(18日付サバーハ紙)
●17日、ジュブーリー国会議長は、アラブ諸国大使との会談において、アラブ連盟は緊急首脳会議を開催し、アラブ地域での流血を止めるための解決策を見つけるべきである旨述べた。(18日付ザマーン紙)
●18日、ハディーシー内閣広報官は、アバーディー首相は、オバマ大統領よりの公式の招待により4月に米国を訪問する、アバーディー首相は、イラクと米国との相互協力の強化、イラク軍に対する米国の軍事的及びロジスティクス面での支援、及びイラクによるこれまでの成果について議論する予定である旨発言。(19日付アダーラ紙)

3 経済
●12日、ファフダーウィー電力相は、5月にはイランのガスがイラクに輸出される旨発言。(14日付サバーハジャジード紙)
●12日、北部石油会社幹部は、キルクークからトルコのジハーン港向けのパイプラインによる原油輸出が再開した旨発言(15日付マダー紙)
●15日、石油省は外国石油会社とのサービス契約をパートナーシップ契約に転換するとの報道を否定。(16日付サバーハジャディード紙)
●16日、国民議会財務委員会のアビード・カリード議員は、KRGによる石油産出量は300kbpdであり、合意された量に250kbpd満たず、その不足分だけ予算配分が減ることになる旨発言。(17日付サバーハジャディード紙)
●18日、日本を訪問中のアンサーリー地方自治公共事業大臣は、日本企業と投資とインフラ支援について議論している、経済産業省との間でMOUを署名する旨の声明を発出(19日付マダー紙)

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15.03.01-14 現地各紙

3月1日〜14日におけるイラク情勢(内政,外交,経済)に関する報道取りまとめ

1 内政
●2月26日,ISILは,モースル内の博物館で古代文明の石像等を多数破壊。(28日及び3月1日付各紙)
●28日,アバーディー首相は,国立博物館のオープニング・セレモニーに出席し,バグダッド博物館の遺産はイラクのみならず世界と人類の遺産である旨強調し,ISILによる石像破壊を非難。(1日付サバーハ紙)
●28日,マァスーム大統領は,スレイマーニーヤを訪問し,ジャラール・タラバーニー前大統領及びコバード・タラバーニーKRG副首相らと会談。(1日付サバーハ紙ほか)
●3月1日,クルディスタン地域議会は,クルディスタン独立高等選挙委員会(KIHEC)の体制につき審議,ハンドレン・サーレフ氏を同委員会理事長に選出したほか,PUK及びゴーラーンから1名ずつを副理事長に選出した。サーレフ理事長によれば,KIHECが今後のクルディスタン地域におけるあらゆる選挙及び住民投票を実施する由。(2日付クルド各紙)
●2日,アバーディー首相は,国民議会にて政権発足以来6か月間の成果につき演説。イラク勢力連合は審議に復帰。(3日付当地各紙)
●2日,国家警備隊創設法案,国民議会にて第一読。(3日付当地各紙)
●2日,マァスーム大統領は,ハラブジャを訪問し,速やかにハラブジャ県を設置する旨表明。(3日付イッティハード紙)(注:2014年3月,バルザーニーKR大統領は,ハラブジャ県設置を宣言。本年2月,連邦政府で承認。)
●3日,マァスーム大統領は,キルクーク県を訪問。
●3日,イラク勢力連合所属議員によれば,イラク勢力連合(スンニー派)とアフラール連合間で,宗派対立を軽減すべしとの見解の一致がみられた模様。(4日付ザマーン紙)
●3日,サドル師は,(活動凍結していた)平和旅団に対し,想定される攻撃に備えるよう指示。(4日付サバーハ・ジャディード紙)
●4日,サアド・アル・ハディースィー報道官は,連邦政府権限の地方政府への委譲に関する法第21号につき,閣僚評議会内の特別委員会が同法修正案の審議を終え,来週閣僚評議会の審議に付される旨公表。(5日付サバーハ・ジャディード紙)
●4日,ジュブーリー国民議会議長は,スパイカー事件の最終報告書を受領。近く非公開審議を行うことを決定。(5日付サバーハ・ジャディード紙)
●4日,ムハンマド・アル・カルブーリー議員(ハッル代表)は,国民議会議長が責任と公正法の修正案を受領。同法案中から「非バアス化」の単語が削除された旨明らかにした。(5日付マダー紙)
●6日,サリーム・シャウキー国民議会法律委員会委員は,恩赦法が数日以内に閣僚評議会審議に付される旨明らかにした。(7日付サバーハ・ジャディード紙)
●7日,ISILは,ニナワ県のハトラ遺跡を破壊。(8日付各紙)
●8日,マァスーム大統領は,タラバーニーKRG副首相と会談し,連邦政府・KRG間の石油合意につき議論。(9日付サバーハ紙)
●8日,司法省は,テロ容疑で収監されていた約10,000名の拘禁者を証拠不十分で釈放。(9日付イッティハード紙)
●8日,サドル師は,活動凍結していた平和旅団に対し,モースル奪還作戦に向けて準備をするよう指示。(9日付マダー紙)
●10日,マージド・アブドゥルハサン議員(アフラール)は,9日の国民議会審議において,政党法及び連邦裁判所法の第一読が行われなかった旨明らかにした。(11日付各紙)
●10日,ヒシャーム・アル・ソヘイル議員(NA)は,NAが国家警備隊創設法案につき議論した旨明らかにするとともに,政治各派間(主にスンニー派)の主な対立点は,国家警備隊の指揮権が首相に属するか否かである旨述べた。(11日付サバーハ・ジャディード紙)
●11日,ジャアファリー外相及びシャハリスターニー高等教育相は,スレイマーニーヤを訪問し,タラバーニー前大統領と会談。(12日付イッティハード紙)
●13日,ジュブーリー国民議会議長は,アンバール県の面積が広大であること及び対ISIL有志連合がアンバール以外の地域での作戦に集中していることから,アンバール解放作戦が遅れる見通しであると明らかにした。(14日付ザマーン紙)

2 外交
●28日,ヌジャイフィー第二副大統領は,アンカラを訪問し,ダーヴトオール・トルコ首相,エルドアン大統領,チャヴシュオール外相と会談。(1日付サバーハ紙)
●1日,ネチルヴァンKRG首相は,イタリア訪問を開始。
●2日,オバイディー国防相及びガッバーン内相は,モースルにおける軍事作戦につきジョーンズ米大使とそれぞれ会談。
●3日,ジョン・アレン対ISILグローバル・コアリション担当大統領特使は,対ISIL有志連合がティクリート奪還作戦に加わっていない旨発言。(4日付イッティハード紙)
●3日,ムラディノフSRSGは,離任挨拶のため,シスターニー師を訪問。(4日付アダーラ紙)
●3日,豪州軍はイラク軍訓練のため,300名の軍事顧問団派遣を発表。(4日付サバーハ・ジャディード紙)
●3日,トルコ軍の輸送機2機が,軍事支援のためバグダッドに到着。(4日付サバーハ・ジャディード紙)
●4日,ユルマズ・トルコ国防相は,バグダッドを訪問してオバイディー国防相と会談。ISILとの闘いにおけるイラクへの支援を強調。(5日付アダーラ紙)
●4日,ニコルソン加外相は,バグダッドを訪問し,アバーディー首相,ジャアファリー外相及びジュブーリー国民議会議長らと会談。(5日付サバーハ紙)
●4日,ジョーンズ米大使はナジャフを訪問し,同県知事と会談。米国による対イラク支援の継続につき強調。(5日付イッティハード紙)
●7日,モレネス・スペイン国防相は,バグダッドを訪問し,ズィーバーリー参謀総長と会談するとともに,バスマイヤ・キャンプのスペイン軍事顧問団を激励。
●9日,デンプシー米統合参謀本部議長は,バグダッドを訪問し,アバーディー首相及びオバイディー国防相とそれぞれ会談。(10日付各紙)
●11日,スレイマーニーヤにて,スレイマーニーヤ・アメリカン大学及び地域国際研究インスティチュート主催の下,第3回「スレイマーニーヤ・国際フォーラム」が開催。イラク側からはヌジャイフィー第二副大統領,ハンムーディー第一国民議会副議長,アブドゥルマフディー石油相,ジャアファリー外相,ズィーバーリー財務相,KRG閣僚等,国外からマクガーク対ISIL米副特使,ジョーンズ米大使,在エルビル英領事等が参加。同フォーラムでは,バグダッド・エルビル間の関係,ISILとの闘い,トルコ政府とクルド人問題,IDP問題と人道支援等につき議論がなされた。(11日及び12日付Rudaw)

3 経済
●3日,電力省は,サラーハッディーン県のISILからの解放地域において,電力の緊急復旧計画を開始。
●3日,閣僚評議会は,アバーディー首相に2015年予算の一部条項に異議申立ての権限を付与。(4日付サバーハ紙)
●3日,クルド同盟筋によれば,連邦政府・KRG間の石油合意の履行を巡る新たな協議が間もなく開始される由。(4日付サバーハ・ジャディード紙)
●4日,国民議会石油・エネルギー委員会は,KRGが,連邦政府・KRG間の石油合意履行に向けた連邦政府との交渉を(連邦政府の)クルド閣僚に命じた旨明らかにした。また,財務省は,連邦政府がKRGに対し,すでに2,500億イラク・ディーナール(約2.1億米ドル)を送金した旨明らかにした。(5日付ザマーン紙)
●石油省は,イラクの原油輸出が日量300万バレルに達したと発表。(8日付サバーハ紙)
●国民議会財務委員会は,政府が2015年度予算の17項目に異議申立てを行う予定である旨明らかにした。(12日付マダー紙)
●運輸省鉄道事業局長によれば,ズバイディー運輸相が500億イラク・ディーナール(4,200万米ドル)規模のバグダッド中央駅・BIAP間鉄道建設のため,同局スタッフと協議している旨明らかにした。(12日付サバーハ紙)
●ファフダーフィー電力相は,イランとの合意に基づき,同国の天然ガスが5月中旬にイラクへ供給される旨明らかにした。同電力相は,最初の供給量として500万立方メートルを提案しており,最終的には2,500万立方メートルまでの増量を期待すると述べた。イラン産天然ガスは,バグダッド及び同市周辺地域の発電に使用される由。(14日付サバーハ・ジャディード紙)

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