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現地報道

14.09.28-01 現地各紙

【内外政】 9月28日〜10月1日

  1. 内政
    ●27日,ヌジャイフィー第二副大統領は,イーサウィー前財務相が国防相候補となる可能性をほのめかした。(28日付マダー紙)
    ●28日,サリーム・シャワーキー議員(NA)は,NAが8者から成る委員会で投票を行った結果,アーミリー前運輸相が投票多数で内相候補となったが,最終決定はアバーディー首相に委ねられている旨明らかにした。(29日付マダー紙ほか)
    ●28日,シャーウィース財務相(当館注:KDP所属議員によれば,近くズィーバーリー第三副首相とポストを交代する見通し。)率いるクルド代表団がバグダッド訪問。KRG職員給与未払い問題等,連邦政府・KRG間の諸懸案につき協議。(28日付マダー紙)
    ●29日,スーダーニー労働社会相兼財務相代行は,イード前にKRG職員に対する給与が支払われる旨発言。(30日付サバーハ・ジャディード紙ほか)
    ●1日,リブワール・ターハ議員(KA)は,イード休暇後にクルド閣僚が連邦政府に復帰する旨発言。(10月1日付サバーハ・ジャディード紙)
  2. 外交
    ●29日,トルコ訪問中のネチルヴァン・バルザーニーKRG首相は,イスタンブールにて,エルドアン・トルコ大統領,ダーヴトオール・トルコ首相と会談し,イラクの政治プロセス,イラク北部情勢,イラク国内のIDPやシリア難民の人道状況,KRG・トルコ関係について協議。バルザーニーKRG首相は,世界経済フォーラム出席のためトルコを訪問し,コバード・タラバーニーKRG副首相,ハウラミKRG天然資源庁長官,リバズ・ムハンマドKRG財政・経済庁長官,アリー・シンディーKRG計画庁長官,ファラーフ・ムスタファーKRG外務庁長官等が同行。(30日付KRG・HP)
    ●アッラーウィー第三副大統領は近くイラン及びサウジを訪問予定。(29日付サバーハ・ジャディード紙)

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14.09.22-23 現地各紙

【内外政】 9月22~23日の主な動向

  1. クルディスタン地域の政治情勢(22日付クルディッシュ・グローブ紙)
    (1)中国,エルビルに総領事館開設
     21日,Tang Banglin初代駐エルビル中国総領事は,ドホークにてマスウード・バルザーニーKR大統領と会談し,在エルビル中国総領事館の開設決定及び自らの初代総領事への任命を公式に伝達した。また,Tan Banglin総領事は,中国による国内避難民(IDP)や難民に対する人道支援の拡大を繰り返し述べ,テロに対するあらゆる国際的な行動への支援を強調した。他方,バルザーニーKR大統領は,中国の今次決定に対する喜びを表明。
     その後,Tang Banglin総領事は,エルビルにてネチルヴァン・バルザーニーKRG首相と会談し,在エルビル中国総領事館が今後2か月以内に開設される旨述べた。これに対し,バルザーニーKRG首相は,中国による在エルビル総領事館開設の決定を歓迎し,右決定は困難な時期を迎えているKRGにとって勇気づけられるものであると述べた。
     在エルビル中国総領事館が開設されれば,国連安保理P5すべての国がKRに外交代表部を持つことになる。
    (2)カナダ,KRGと軍事協定(Military Protocol)を締結
     KRGペシュメルガ庁によれば,ムスタファー・カーディルKRGペシュメルガ庁長官及びジャッバール・アル・ヤーウェルKRGペシュメルガ庁次官は,エルビルにて駐イラク・カナダ大使と会談し,両者は軍事協定(Military Protocol)に署名した。同協定によれば,カナダはKRGに対し爆弾や地雷探知・処理ロボット等の軍需物資を供与する。すでに9月初め,カナダはKRGに対する1,000万ドル規模の非致死性の(non-lethal)軍装備品の供与決定を発表していた。なお,カナダ政府関係者によれば,カナダ軍はこのロボットの購入やロボット操縦の訓練には関与せず,これらはKRのカナダの「パートナー」が行うことになっている。
    (3)バルザーニーKRG首相,駐エルビル新イラン総領事を歓迎
     ネチルヴァン・バルザーニーKRG首相は,新任のモルテザ・エバーディー(Morteza Ebadi)駐エルビル・イラン総領事と会談し,KR・イラン関係のよりよい協力関係の構築に対する希望を表明。
    (4)バルザーニーKR大統領,クルドは自決権を決して諦めないと表明
     KR大統領府の声明によれば,ドホークを訪問したバルザーニーKR大統領は,ドホーク県地方評議会にて,敵(注:ISILを指す)はクルド人に対するテロ攻撃を実施することで,クルドの法的権利,特に自決権を放棄させることができると考えているだろうが,クルド人の鉄の意志を抑圧することは誰にもできない,クルドは自決権を決して諦めないと表明。また,多くのIDPを受け入れているドホーク県民を賞賛した。
  2. 政治情勢
    (内政)
    ●22日,アフマド・ジャマールッディーン国民同盟(NA)スポークスマンは,NAは次期内相ポストにつき,24日までに決定する旨発表。他方,アバーディー首相は,有力候補と目されているハーディー・アル・アーミリー前運輸相(バドル機構)を拒否している由。(23日付サバーハ紙,ザマーン紙及びサバーハ・ジャディード紙)
    ●22日,アンマール・アル・ハキーム・イラク・イスラム最高評議会(ISCI)議長は,KRを訪問し,バルザーニーKR大統領,ズィーバーリー第3副首相,シャーウィース財務相と会談し,イラク及び地域の政治・治安情勢につき議論を行った。ハキームISCI議長は,アバーディー政権は本気で連邦政府・KRG感の対立を終結させようとしている旨強調した。(23日付アダーラ紙)

    (外交)
    ●22日,ジャアファリー外相はビショップ豪外相及びリデゴー・デンマーク外相と会談。イラクのテロとの闘い等につき協議。(22日付イラク外務省HP)
    ●23日,ジャアファリー外相はサバーハ・アル・ハーリド・クウェート外相と会談。イラク・クウェート関係強化及びテロとの闘い等につき協議。(23日付イラク外務省HP)

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14.09.21 現地各紙

【内外政】9月15日~21日の主な動向

(内政)
●16日,国民議会において閣僚承認投票が実施され,水資源相(ムフセン・アル・シャンマリー議員)は承認,内相(リヤード・ガリーブ元地方自治公共事業相)・国防相(ジャービル・アル・ジャービリー前国会財務委員会委員)・観光遺跡相(アリー・アル・アディーブ前高等教育相)は否決。(17日付当地各紙)
●内相・国防相等の承認投票はイード明けになる見込み。(20日付当地各紙)
●19日,アバーディー首相,スレイマーニーヤにてジャラール・タラバーニー前大統領,エルビルにてマスウード・バルザーニーKR大統領及びネチルヴァン・バルザーニーKRG首相とバグダッド・エルビル関係及び対テロリズムにつき会談。(20日付当地各紙)
●今週中にネチルヴァン・バルザーニーKRG首相がバグダッドを訪問し,連邦政府・KRG問題につき連邦政府側と協議する由。(21日付サバーハ・ジャディード紙)

(外交)
●15日,パリにて「イラクの安全と平和に関する国際会議」開催。
●ファーレフ・アル・ファイヤード安全保障担当首相顧問がシリアを訪問し,アサド大統領と会談し,イラク及びシリアにおけるISIL対策につき協議実施。(18日付サバーハ紙)
●18日,イヤード・アッラーウィー第3副大統領は,アラブ諸国がイラク国内に軍を派遣しISILとの戦闘に参加することが重要である旨発言。(18日付サバーハ紙)
●19日,NYにてケリー米国務長官主催「イラクに関するハイレベル安保理会合」開催。

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14.09.16-18 現地各紙

【内政】 国民議会における内相・国防相等承認投票

イラク内政(国民議会における内相・国防相等承認投票:報道)

 16日〜18日当地各紙は,16日,アバーディー政権発足後未承認となっている閣僚ポストのうち,内相・国防相・観光遺跡相・水資源相の候補者に対する承認投票が国民議会において実施され,水資源相が承認,内相・国防相・観光遺跡相が否決された旨報ずるところ,概要以下のとおり(冒頭往電第1481号にて送付したアバーディー政権閣僚名簿改訂版別添)。
 なお,16日に否決された閣僚の承認投票については,一旦18日の審議に延期されたものの,18日,実施日未定で再度の延期が決定された。

1 16日の閣僚承認投票結果(投票順,16日付当地各メディア)
(1)内相:リヤード・ガリーブ元地方自治公共事業相(シーア派・バドル機構)
出席議員251名中117票の投票で否決。
(2)国防相:ジャービル・アル・ジャービリー前国会財務委員会委員(スンニー派・ムッタヒドゥーン)
出席議員251名中118票の投票で否決。
(3)観光遺跡相:アリー・アル・アディーブ前高等教育相(シーア派・SLA)
出席議員251名中76票の投票で否決。
(4)水資源相:ムフセン・アル・シャンマリー議員(シーア派・サドル派)
出席議員251名中163票の投票で承認。

2 投票の再延期
(1)国民同盟(NA)所属の議員によれば,アバーディー首相は閣僚候補に関し,他者の介入を嫌い,政治的合意なく自ら選出したことが今次否決の原因である由。例えば,リヤード・ガリーブ元地方公共事業相は,政治・行政の経験が浅くマーリキー第1副大統領にも近いため,NA内においても特にISCI,サドル派からの反発を招いた由。(17日付サバーハ紙及びマダー紙)
(2)18日,サリーム・アル・ジュブーリー国会議長は,実施日を明らかにせずに閣僚承認投票の再度の延期を決定。アーラーム・アル・シェイフ・ムハンマド国会第2副議長は,内相・国防相の2ポストに関し,政治各派間の合意が必要であり,更なる時間を要する旨発言。(18日付ソーマーリーヤ通信)

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14.09.04 現地各紙

【内政】 政治情勢等

●イラク勢力連合(スンニー派最大政党連合)は、政策要綱に合意し、国民同盟(NA)に閣僚候補リストを提出(ザマーン紙、サバーハ紙)。
●アバーディー首相候補は昨日の発言で、スパイカー基地事件の犯罪者全てに刑罰を科すことを強調(ザマーン紙、サバーハ紙)。
●法治国家連合(シーア派)議員によれば、スンニー派政党が35%の閣僚ポストを占めることで合意した模様(アダーラ紙)。
●議会は、スパイカー基地事件を取り扱う緊急特別会合を開催し、国防省高官及び遺族代表300名が参加。
(外政)
●ベアード加外相は、バグダッドを訪問(ザマーン紙)。
●マァスーム大統領は、オランド仏大統領と電話会談し、イラク情勢についての国際会議の開催につき協議(サバーハ・ジャディード紙)。
●ジュブーリー国民議会議長は、ムラディノフ国連事務総長特別代表(SRSG)と目下の政策協議につき意見交換した(ザマーン紙)。

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14.09.02 現地各紙

【内政】 政治情勢等

●国民議会は、スパイカー基地事件の遺族が国会にてデモと行ったことを受け、同事件につき協議する緊急特別会合を開催する(全紙)。
●アバーディー首相候補の提案した政策要綱につき、多くの政党が支持を表明(サバーハ紙)。
●ムワーティン連合(シーア派)によれば、国民同盟(NA)が政策要綱の作成をほぼ完了し、組閣の発表に向け準備を進めている(マダー紙)。
●バルザーニーKRG大統領は、アッラーウィー元暫定政府首相(スンニー派世俗系政党ワタニーヤ連合代表)と最新の政治協議につき意見交換した(ザマーン紙)。
(外政)
●ズィバーリー外相は9月1日、フィヨン仏前首相と会談(サバーハ紙)。
●ズィバーリー外相は、ムラディノフ国連事務総長特別代表(SRSG)と目下の政策協議につき意見交換した(サバーハ紙)。
●アブドルマフディー前副大統領(シーア派、ISCI幹部)は9月1日、駐イラク日本大使と二国間関係につき協議(アダーラ紙)。

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14.09.02 現地各紙

【内政】 政治情勢等

●マァスーム大統領は、政策協議は大きな成果を上げており、組閣発表の時期が近づいている旨述べた(全紙)。
●ISCI最高幹部アンマール・ハキーム師は、アッラーウィー元暫定政府首相(スンニー派世俗系政党ワタニーヤ連合代表)との共同記者会見にて、国民同盟(NA)がクルド政党とイラク勢力連合(スンニー派)とも協議を重ね大きな成果があった旨述べた(アダーラ紙)。
●イラク勢力連合所属議員の話として、NAとスンニー派政党は政策要綱に合意した模様。それによれば、閣僚数は31ポストとなるが、今後の協議次第ではさらに4ポストが追加される模様。そのうちNAが50%、イラク勢力連合が約30%、残りのポストをクルド政党が得るとのこと(ザマーン紙、マダー紙)。
(外政)
●シャハリスターニー副首相は、フィヨン仏前首相と会談し、イラク情勢一般につき協議(サバーハ紙)。
●バルザーニーKRG大統領は、バイデン米副大統領と電話会談を行い、イラクへの軍事的・人道的支援につき協議(ザマーン紙)。
●ジュブーリー国民議会議長とアバーディー首相候補は、ムラディノフ国連事務総長特別代表(SRSG)と会談(ザマーン紙)。

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14.09.01 現地各紙

【内政】 政治情勢等

●ISCI最高幹部アンマール・ハキーム師は、ズィバーリー外相(クルド交渉団トップ)との共同記者会見において、新政権形成に向けた協議における取り組みが継続している旨発表(アダーラ紙)。
●ムワーティン連合(ISCI)所属議員の話として、閣僚ポストの配分として国民同盟(NA)は17ポスト、クルド系政党が7ポスト、スンニー派政党が6ポストとなる模様(サバーハ紙)。
●ジュブーリー国民議会議長はバーベル県へ公式訪問をし、地方議会議員と国内避難民問題等につき協議(全紙)。
(外政)
●ジャアファリ前首相(NA幹部)は、駐イラクトルコ大使と会談し、NAが新政府の早期組閣に向けた努力を継続する旨発言(アダーラ紙)。

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